g12.pngg12.png

g22.pngg22.png

b.png

安全を確保するための制度とその背景

安全施策の一環として運輸安全マネジメント制度や貨物自動車運送事業安全性評価事業(Gマーク制度)の認定制度を活用
する企業が増えています。
これは、荷主や社会がより安全性を重視した企業を必要としており、それに応えることが企業の社会的責任であることを実感し、事故の無い社会の実現にとっては必要不可欠なことであると考えられるからです。

Gマーク事業所認定(安全優良事業者)の取得目的

■荷主の評価向上(評価項目に組み込まれている)
■社会的信用性の向上
■取引先顧客に対する輸送品質のアピール


認定取得によるメリット

公益社団法人全日本トラック協会が主催する貨物自動車運送事業安全性評価事業において、安全性優良事業所 (Gマーク事業所)として認定されると下記のようなインセンティブ(特典)が付与されるとともに、荷主や社会に対して安全優良会社として認知されます。

国土交通省関係
①違反点数の消去

通常、違反点数は3年間で消去されますが、違反点数付与後2年間違反点数の付与のない場合、当該違反点数を消去できます。

②IT点呼の導入

対面点呼に代えて、国土交通大臣が定める設置型又は携帯型のカメラを有する 機器による営業所間又は車庫間での点呼が可能となります。

③点呼の優遇

2地点間を定時で運行する形態の場合の他営業所における点呼、同一敷地内に 所在するグループ企業間における点呼が承認されます。

④補助条件の緩和

CNGトラック等に対する補助について、新車のみの導入については最低台数要 件が3台から1台に緩和されます。

トラック協会関係
⑤安全性優良事業所表彰

安全性優良事業所のうち、連続して10年以上取得しているなど、さらに一定の高いレベルにある事業所が表彰されます。

⑥助成の優遇

全日本トラック協会が行う会員事業者に対する助成事業に関し、予算の範囲内で次の優遇措置が受けられます。

❶ドライバー等安全教育訓練促進助成制度に係る特別研修について、受講料助成金の増額(通常7割→全額助成)

❷安全装置等導入促進助成事業に係るIT機器を活用した遠隔地で行う点呼に使用する携帯型アルコール検知器について、1台1万円の助成

❸経営診断受診促進助成事業に係る診断助成金の増額(通常上限8万円→10万円)

保険会社関係
⑦保険料の割引

損害保険会社の一部企業では、運送保険等において独自の保険料割引を適用しています。

社会的信用度
荷主に対する企業イメージの向上
安全優良事業者としての社会的認知度の向上

▶詳細につきましては、公益社団法人全日本トラック協会のホームページをご確認ください。


貨物自動車運送事業安全評価事業(Gマーク制度)の申請までの流れ

sinseinagare.jpg


Gマーク事業所認定取得までに要する期間

gkikan.jpg