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従業員のやる気を支援するために必要なこと

社内制度や人事制度を総合的に見直すことで魅力ある職場、職業像をつくり上げていくことが大切です。
特に賃金制度の改定は、結果的に単なる人件費削減に終ったり、従業員のモチベーションが 下がってしまっては意味がありません。
あくまでも会社の成長と人材育成、意識改革を伴なった制度構築を心がけることが重要であることは言うまでもありません。

魅力のある職場、職業像をつくるには… 「企業理念」を持つことが必要です

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少子・高齢化が進む中、運送業界でも若年労働力を中心に労働力の確保が難しくなっています。
これらの課題を解消するには、良質な人材を安定的に確保し、育成することです。
人材確保には、働きがいのある職場や魅力のある職業像を構築することが必要となってきます。

企業理念を形成する

昨今のグローバル化や規制緩和の流れの中で、いつしか日本にも、企業理念よりも利益を出すこと
すなわち、効率と結果責任を重視する風潮が広がってきました。
企業の国際化における「効率重視」の中、運送事業者もその影響を受けるのは仕方のないことですが、効率化や結果責任だけを追及していくと、いずれ企業理念は葬り去られてしまうことになります。
今、各企業の社長に求められていることは、企業理念に根ざした指導理念を持ち、「訴える」そして「泰然とする」「覚悟をする」「先を見る」ということだと思います。

■企業理念がなければ…
(存在意義の喪失)……… 社員が何のためにここで働いているのかがわからない
(将来性、夢の喪失)…… この会社がどうなっていくのかがわからない
(判断基準の喪失)……… 何を判断の基準としていいのかがわからない

というようなことになり、企業理念がなければ、社長の「顔」が見えない故に、目的が共有できず、
コミュニケーションが滞り、社内に不調和や不正がおきて、それが顧客に伝わり業績が低迷します。
それ故に、理念と業績はつながっていると言っていいのかも知れません。

魅力のある社内制度を考える

社長や企業幹部には、従業員のやりがいやモチベーションmotivation.jpgの向上に寄与する制度構築が求められます。
従業員のやる気を向上させるための社内スキルアップ制度やキャリアアップ制度、又は、表彰制度・ 福利厚生制度等を活用し、魅力のある職場環境作りを実践することで、従業員が快適に仕事が出来る風土が作られ、業務効率の向上や帰属意識が生まれて良い意味でのスパイラルアップが期待できます。
会社は従業員の力を借りなければ、持続可能な経営をしていくことは望めません。
従業員の力を活用するためには、やる気ややりがいの出る賃金制度を構築する必要があります。
そこには企業理念に基づいた納得性、透明性のある賃金制度が必要となります。

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☞ 評価制度を導入し、やる気を奮起させることも一つの手段となります。
福利厚生も併せて考えると、より効果的です。